追悼 〜 延藤安弘先生


延藤安弘先生が、2018年2月8日1130分に療養中の病院にて、膵臓癌

のため享年78歳で永眠されました。

心からの哀悼の意を表すとともに謹んでお知らせ申し上げます。

 

新建ふくおかでは「げんげん元気な幻燈会」を開催したことが、最後の先生

囲む会となりました。あまりにも急なお別れでした。

 

福岡支部では事務局長が覚えているだけで、過去に3度ほど講演をお願いし

ております。

謹んでご冥福をお祈り致しますとともに、生前のご活動を紹介させて頂きます。

 


げんげん元気な「幻燈会」170908

 『げんげんげんきな幻燈会 まちを育むスピリットが

    人間と空間にすりこまれている

       ー ブルガリア、ギリシャ 旅日記』

  日時:2017年9月8日(金)18:30~20:30

  場所:アイカ工業(株)福岡ショールーム

  参加:会員・10名 会員外・5名 / 計15名

  

2014年にも幻燈会をしてくださった延藤安弘先生が、新たな幻燈会で延藤節を語っていただきました。今回はアイカ工業様のご協力でした。

延藤安弘先生をお迎えして

 

 新建ふくおかの飛び込み企画として久しぶりに延藤安弘先生の幻燈会を開催した。2月に最初にブルガリア・ギリシャに行かれたときは、毎日のようにfacebookに写真と旅日記をアップされ、その内容に圧倒されていたので、今回2度目の8月の旅を終えての報告を聞くのはとても楽しみであった。     

 これまで何度も絵本を題材に都市の歴史や人間の生き方を読み解き、哲学的示唆を込めた先生の思いを発信されてきたが、今回は難民問題という民族の歴史の複層的テーマを抱えていただけに、先生が蓄積されてきた意味深い知見を引き出しながら多くの人々が共に生きることの心髄を問うものであった。

 今回の幻燈会で改めて学んだことは、そのような深い探究のツールとして絵本を用いることにより年代を超えた思いを共有できること、1冊の絵本が実に多様な解釈を経て人生観を語ること、そしてLiving together という実にシンプルなキーワードが心に残る共有概念として人々の行動を起こす種と成りうることである。幻燈会全体を通して、改めて延藤先生のカメラワークの良さ、学際的博学さ、年齢を感じない元気さを実感したひとときであった。

(福岡支部:浜崎裕子)


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延藤安弘の幻燈会withピアノ 2014.03.29

延藤安弘の幻燈会withピアノ 

  日時:2014年3月29日(土) 開演19:00〜21:00

  場所:アミカスホール 福岡市男女共同参画センター 4階

     福岡市南区高宮3-3-1 西鉄大牟田線「高宮駅」西口

  会費:1,000円(学生500円)

 

幻燈会の様子(音が出ますのでご注意ください!)

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講演会を報告した機関紙