全国幹事会の報告 2019.04.20,21

新建全国 ー 全国幹事会 の報告

  日時:4月20日(土)13:00〜20:00 21日(日)9:00〜17:00

  場所:板橋グリーンホール

 

4月20日(土)と21日(日)の両日、板橋グリーンホールにて全国幹事会が開催されました。

2020年の設立50周年記念に向けての準備や、直面する厳しい財政状況への取組についての議論がかわされました。

※この報告のHPへのアップは携帯から行いました。

●4/20(土)4/21(日)片井・大坪・鹿瀬島で全国幹事会に出席しました。

50周年記念事業関連を中心に、情勢の分析では4人のパネラーによるミニシンポの形で深い議論が交わされました。

「地方創生」の名のもと全国各地で繰り広げられる立地適正化とコンパクトシティの動き(福岡においては天神ビッグバンや無用のロープウェイでしょうか)。

これら人々の生活を蔑ろにする政策や業界の動きに対して新建は与することなく、これまで通りの「地を這う」草の根の活動を基本としよう!、ということが確認されました。

その中で黒崎代表幹事より、全国各地での「市民相談業務」を原点と位置付け再活性化を図って欲しいとの指摘がなされました。

 

議論の内容は、私たちが新建に所属しそれぞれの立場で日々地道に活動することの意義を再確認できるもので、元気づけ勇気づけられるものでした。

福岡支部の「建まちセミナー」については準備状況報告と参加へのアピール行いましたが、巻口リーダーをはじめ皆さんで取り組んできたこの一年の動きがまさに「新建らしい」ものであったことを再確認した次第です。

整理すべきこと盛りだくさんで、改めてご報告いたします。

 

●4/22(月)片井・大坪で藤本昌也さんと面談しました

藤本さんは、「1960年代、大高正人のもとでの千里・高蔵寺・多摩ニュータウンの計画時代に建築とまちづくりに同時に取り組むという貴重で贅沢な体験をした。このなかで大高より多くの薫陶を受け地を這う建築へと“洗脳”された。そのスタンスは今も堅持しており、それは新建のそれに合致する」とお話ししてくださいました。

今後、AIや情報と経済、様々なロボット化など予測不能のことが多いなか、第5講座のクロスセッションでは各講師の実践を通してあるべき姿を探っていきたい、とのことで、福岡セミナーには大きな期待を持っておられることが伝わって来ました。改めて身が引き締まります。

(報告:大坪)

 

●昨日、全国幹事会が終わりました。

参加者で申し込みをしていない方には、全員に声をかけました。4名の申込みがあり、申込書を書いてもらいました。その他にも、すぐに提出するように話をしています。

会議では大坪さんが説明しました。目標200名と言ってきました。頑張りましょう。

(報告:片井)

 

●今回の全国幹事会では、重要な議題として「2020年の設立50周年記念」に向けての準備が討議・報告されました。そのプレ企画としての第1弾が「福岡での建まちセミナー」ですので、全国からも熱い期待を寄せられています。比較的若い会員でもある巻口委員長の、強力なリーダーシップに引っ張られて成長している支部や会員の皆さまを見て感じて頂きたいと思います。

 

また最重要課題として、直面する厳しい財政状況への取組についての議論がかわされました。福岡支部は2期(4年前)の東京大会時よりも約20人の会員増となっていますが、全国的には会員の減少はとどまらず、このままでは建まち誌の発行継続ができなくなるばかりでなく、新建の存続自体も厳しい状況です。まずは全国幹事が奮起して、会員増に積極的に取り組むことが語られました。

個人的にはWeb委員会で、全国HPの更新もみんなで頑張りましょう!!となったことが良かったです。福岡支部の各担当への業務の分散化とそれに伴う責任感の充実が広まりますように。

(報告:鹿瀬島)