福岡支部による視察(福岡支部視察:山下)

 

福岡支部で拡大幹事会が行われ3~4日に熊本地震の被害が大きかった益城町に行かれるという発信を見て、連休中で、飛行機や前泊する宿を探すのにバタバタとしましたが、参加させていただくことができました。
片井さんと大坪さんの車2台にわかれ、鹿瀬島さん、谷口さん、古川さん、浜崎さん、矢野さん、山下の8名で、福岡を出発しました。
 
プレート型の津波被害による東日本大震災とはまったく違う、活断層型の直下地震の被害にあらためて衝撃を受けました。テレビでは熊本城の被害や崖崩れの報道が多く、益城町などの住宅様子の報道が少なく、現場に行ってその被害のひどさに言葉がでない状況でした。
地盤と建物の構造、建物によって被害にかなりの違いがありました。市の中心部のマンション倒壊も、ショックでした。今回、本震といわれる4/14以降におきた地震で被害が一段とひどくなったという感じが伝わってきました。
グループホーム「せせらぎ」に行った時は、雨風がひどく、ビニールシートの隙間に雨が吹き込んで雨漏りがしてきました。「梅雨に向けて応急手当をしてほしい。」と切実に話されていました。
 
4日は、熊本市在住の磯田さんとも合流でき、ご自宅「Mポート」(もやい住宅)にも立ち寄らせていただきました。
 今回、入口さん(熊本)、高橋さん(大分)、鮫島さん(鹿児島)から連絡をいただき、「新建」としても九州の会員のみなさんと支援をしていけると思いました。三浦事務局長と相談し、東日本大震災復興支援会議に集まったカンパを熊本地震支援活動金を手渡しました。
 
3日の夜は、鹿瀬島さんのご実家に泊めていただき、温泉にも行きました。
福岡支部のみなさんとおいしい料理を食べながら交流をして、全国組織であることのすばらしさを実感してきました。
 
被害の状況は鹿瀬島さんのFacebookにアップされています。今後も発信があると思います。私も、できるだけ報告する機会をつくって、支援と防災につなげて行きたいと思います。
 
住まいとまちづくりコープ  山下千佳